そのひとのめ

なんとなくの毎日を、書きたいときに、書けるだけ。

だれぞの掌

普段考えている分には、自分は人のいないところが好きで、誰もいない風景や場所、そこで過ごす時間の量を増やしたいと考えているように思う。

最近は時世もあって人混みを避けるような風潮が高まっているけれど、そうやって世間から意識的に命令をされると、なんだか咄嗟に人混みが恋しくなる。

普段にも言えるけれど、人が全くいないとおそらくものすごく寂しいのだと思うし、逆に多すぎると、気を使ったりぶつかりあったりしてすごく疲れる。まったく都合がいい。

要は、自分に都合の良い(自分として居心地がよく感じるような)他人のみと生きていきたいのだ。

言葉だけ書くと無機質な感じもするけれど、人間、もっと言えば生き物全部そういう思いを持って生きているんじゃないか。

食物連鎖の中だって、上に怯えながら下を口に運んでいる。それから、社会も。

豊かさとかなんだとか、そういうのとは考えを切り離したいと思っているけれど、同じ人間同士だと、どうしても嫉妬やらなにやらがつきまとう。まあそういうのが、それはそれでおもしろいのかもしれない。神様の掌。

人が多いと比べる対象も増えていくから、余計なことばかりに目がいってしまう。

逆にいなさすぎても困っちゃうし、本当に難儀。

とりあえずこれから先ちょっとは、おとなしくしていよう。

結局、流行病が一番影響力持ってる気がする。

人間は人間なりに、辛抱強く粘らんとす。

 

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甲ではない。

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