そのひとのめ

なんとなくの毎日を、書きたいときに、書けるだけ。

不考の形而

カメラを買って以来初めて出会う季節が、またひとつ巡ります。 昨年紅葉の季節に出会ったカメラは、冬の雪、家族との正月と順調にレンズを通してきました。 春はご時世もあって満足にいかない部分もあったけれど、家の近くの細い路地や、何気なく置いてあっ…

そのたび・度

行きたい目的地とそこまでの交通手段を考えながら、窓枠から見えるよく晴れた空を見ています。物理的にとか金銭的にとかそういうありきたりな理由ではなくて、今まで経験してきたうちのどれにも当てはまらないようななにか違和感のある理由が連休を強く押さ…

ハード・ストーン

小学校の頃、よく通学路で石けりをしていた。 集団下校ではなかったと思うけれど、方向の近い何人かで集まって帰っていることが多かったように思う。 一つの石を適当に蹴って近くの人がどんどん繋いで距離を稼いだり、それぞれが自分の石を延々と蹴っていた…

些か、過去に靄

学生時代に、何回か自転車で旅をしたことがあった。 2週間ほどかけて、何人かの仲間とともに遠くまで行ったものだ。 基本的に、夜はテントで狭い思いをして過ごした。 朝は不思議と目覚めが良くて、朝露の中で静かに一日が始まることが多かった。快適すぎな…

おとなのスロープ

学校が休校になって、通勤で見るのはスーツを着た大人ばかりになった。 自分がそっち側になってしまったことを実感して、少しおかしい。もとい、笑えない。 もし自分が子供だったら、雪が降ったときみたいな気分ではしゃいでいたかもしれない。まあ自分のこ…