少し前になるが大井川に行ってきた。
帰ってきてから家族に聞くと、どうやら小さいころに行ったことがあったらしい。
金谷のあたりは社員研修で行った覚えがあるが、以北は全く覚えがない。
実質初めての大井川。
鉄道を中心に、あまり決めすぎず日帰りでゆっくり(?)過ごした。
以下、その記録。
早朝に首都高を抜けて、東名高速で西に向かう。
ここのところ静岡に向かう機会が多かったが、最も西でも焼津まで。
掛川のあたりに行くのは、相当久しぶりだった。
早くに出た甲斐もあって、スムーズに高速を滑る。
今回で一番心配だったのはここで、友人に予約してもらった列車に間に合うかどうかが少しシビアなところだった。
途中で休憩をはさんで、少し強めにアクセルを踏む。
ちょうどいいといえばよいが、ぎりぎりといえばぎりぎり。
最後は少し余裕を持てたので、無事につけてよかった。
千頭駅から9時過ぎに出る列車に乗り、新金谷を目指す。
運転で疲れて寝てしまうかと思ったが、普段の列車と違う雰囲気で昂ってしまい、ひたすら車窓にへばりついていた。
通路側と言わない表現が、ちょっとうれしい。
車窓にかじりつく。
静岡を感じる。
新金谷に到着。
折り返しまで少し時間があるので、周辺を少し歩く。
細かい路地も多い。
お茶に使う水質ではないように見えるが、細かい水路もたくさん走っている。
暗渠も確認。
枕木の車止め。
味を感じる車両がたくさんある。
出発時間が近づいてきたので、車両に乗り込む。
かなり古い車両だ。
上に扇風機がついている。
列車は定刻通りに出発した。
ラッチがいい感じ。
風も気持ちいい。
乗務員さんの解説を聞きながら、いなりを少しいただく。
揺れが激しいが、それすらも楽しい。
無事に千頭に戻って、山菜そばをいただいた。
暖かく感じる。
一息ついて、さらに上流の井川駅へと向かった。
井川駅の先では、すでに廃止された線路が遊歩道として歩けるようになっている。
途中、大井川鉄道のシンボルともいえる奥大井湖上駅も見に行ってきた。
天気も良く暑いくらいだったが、登った甲斐がある眺めだった。
せっかくなので、駅まで行ってみる。
ちょうど列車が到着して、橋梁を揺らしていった。
井川駅。
日も傾きはじめ、一気に肌寒くなってきた。
帰りは時間を気にしないでよいとはいえ、さすがに静岡のど真ん中にいる。
惜しまれつつ、帰路についた。
といいつつも、宇津ノ谷にある明治の隧道に寄ってみた。
道中、到着後ともに激烈に怖かったが、無事に(?)戻ってこれた。
その後は軽い渋滞もあったが、大事なく戻ってくることができた。
往復600kmはなかなかの距離で疲れもあったが、無事に戻ればそれでよし。
大井川、距離もあってか非日常感の強い場所だったように思う。
次回の話も少しして、友人と別れた。
切符の手配など、いつもありがたい・・・
運転くらいでしか返せていないが、ぜひまた旅程を食いたいと思う。
おつかれさまでした。
せば、また。