そのひとのめ

なんとなくの毎日を、書きたいときに、書けるだけ。

小銭奇譚

貯金箱にためた小銭について、使うタイミングを見失っている。

10円や5円、1円をためた貯金箱がすでに二つ埋まり、そろそろ使ってもいいころなのだ。

 

合わせていくら貯まったかといえば、まったくわからない。

一つの硬貨に統一しておけば計算しやすかったのかもしれないが、正直「所詮小銭」という感覚がどこかにあったために「どうせ大した金額にならないから、もっと貯めてからでいいか」などともはや面倒事のような話になってきている。基、初めからそうだ。

 

貯金箱自体もそこまで大きなものではなく、いっぱいになったとしても実際どうなんだという思いがややある。

 

それにまですがらなくていい状況なのが、まだ救い也。

 

貯めたものをなくすのがもったいないという気持ちもあるのかもしれない。

 

それじゃあなんのために貯めているのかという話になると、「溜まっているぞ」という実感やら半端な達成感やらが気持ち良くて続けているのだと思う。また、そういうものは世間にけっこうあるのではないか。

収集癖のある方々はわかっていただけるかと思うが、他人から見て「集めてどうするの?」という問いが聞こえてくるようなものは、なんとなくそんな雰囲気になりがちに思う。

 

それでも、それこそ減るものではないしマイナスなことは見当たらないので、しばらくは続けていこうと決めている。

 

それっぽい使い方が見つかったら、そこからいくらかもらおうか。

 

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ためてはいけないものもある

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