少し前になりますが、道東(ざっくり)に行ってきました。
低気圧の影響で交通が厳しかったですが、大雪山系を越えてからは比較的穏やかで過ごしやすかった。
学生時代の知人にも会えて、いい刺激になりました。
以下、その記録。
釧路空港から東に進んで、昼過ぎに厚岸に着いた。
道内らしい、透き通りかつ少しかすんだ空が広がる。
エーウロコの駐車場に車を停め、カキを食す。
写真は向かいの蝙蝠。ここまできれいなのは初めて見た。
すぐそばには厚岸大橋があり、T字の先から奥まで刺して見れる。
交通量も少なく、独特の雰囲気。空に赤がよく映えていた。
生ガキも食べたが、ゆでたものもいただく。
おそらく今までの人生で食べたカキの総量を一日で上回ったと思われる。
大きいものは本当に大きい。
そして甘い。カキがこんなにおいしいと感じたのは初めてだった。
少し休んで、愛冠岬に向かう。
日が傾き、少し冷えてきた。
ちょうど沈む夕日が見れたが、完全に沈むと凍死しそうなので早めに退散。
シカらはこの後どうするのかな。
あったかく過ごしや。
月もきれいだった。
旅先ほど、変なガチャガチャをしたくなる。
夕食にもカキが。こちらも美味。
ほかの料理も、程よいボリュームでおいしかった。
部屋に戻って、エーウロコで買った貝類も刺身としていただいた。
カイヒモ、ホタテなど、本当においしかった。
宿は独特な雰囲気。
静かで落ち着いた雰囲気。好きだ。
洗面台。
太平洋が複数ある世界線。(3号まである)
今回お世話になったのは、シーサイドインホテルあっけしさん。
落ち着いた雰囲気においしい料理、のんびりと過ごすことができました。
ありがとうございました。
宿をチェックアウトして、厚岸の道の駅に向かう。
問いかけてくる遊具に目をとめてから、川湯を目指して北へ向かう。
道中セイコーマートへ。
寒さにアイスがよくしみる。本当にしみる。
タンチョウもいた。
弟子屈を抜けて、硫黄山に。
雪が積もってたが、ごり押しで雪中行軍。
イエロー。
いつもありがとうございます。
硫黄山をあとにして、川湯の公衆浴場へ。
なかなかいい雰囲気。
熱めの湯で気持ちよかった。
またお願いします。
昼食は摩周駅の近くの中華屋さんで。
塩ラーメン、おいしかった。
ごちそうさまでした。
駐車場で宇宙を感じる。
お口直しで、すぐ向かいのアイス屋さん。
チーズが濃厚でおいしかった。
アイスで冷えた身体で、摩周の道の駅へ。
雪解けっていうほどでもないけど、水がきれい。
弟子屈の市街を後にして、標茶方面に向かう。
こんな季節だが、二輪の神社に。
自転車にもご利益があるらしい。
ひきつづき、よろしくお願いします。
標茶から国道391号線を南下して、塘路の湖へ。
ワカサギ釣りをしている人がたくさんいた。
日が傾きかけた釧路湿原を望みながら、釧路空港へ向かう。
飛行機が久しぶりで大変緊張したが、保安検査も無事突破。
国内線で助かった。(次はもっと気持ちに余裕が欲しい)
無事に着陸して、それぞれ帰宅の途。
弾丸といえば弾丸だったが、非日常と新しい世界に会えた2日間だった。
視界のホワイトバランスがまだ合わないうちに、家に戻る。
お土産は送ってもらったが、いまいち戻ってきた気がしない。
飛行機は、個人的には早すぎるのかもしれない。
駅について、しばらく歩く。
寒くはないか?
置いてきたものはないか?
持ってきてしまったものは?
鞄のスペースは適度に空いているが、質量だけが増えてゆく。
空間に質量が負けて、特異点でもできそうだ。
重い分だけ、地に足つける。
地に足つけて、根を張り、吸い上げ、朽ちてゆく。
どこの世界の一人か、いまいちよくわかっていない。
明順応を気にしながら、少しずつ、手探りで、先を見つめた。