到着時、椿泊は暴風雨だった。
吹き荒れる風が雨粒を纏って身体に叩きつける。
道は海沿いをしばらくなぞり、やがて行き止まっている。先端に着いてもほぼ同じ道を帰ってくるしかない。
車で通るには少し気を使うような幅員と雰囲気は、この天候では自分を守ってくれる。
↑ 海を背に
↑ 美しい港
↑ 海が近い
↑ 低い雲がたちこめる
↑風の抜ける細い路地
↑ 斜面にも道はのびる
↑やさしさ
↑いくつもの曲がり角
↑ 色々な通り道
↑山からの流れ
↑佐田神社
↑ 時計台
↑ 眺めが良い
風が少し弱まった
↑ だれかのなにか
佐田神社でターンして、車に戻る。
突風で傘が壊れたものの、少しなら大丈夫そうだ。
一本道だったが、なんとなく同じ道にはならないと感じた。
つづく・・・