そのひとのめ

なんとなくの毎日を、書きたいときに、書けるだけ。

下りの踊り場

帰りは最寄駅から人の波に流されて、幹線道路の信号にようやく引っかかりました。
歩道からあふれた人が車道にはみ出しながら後方車に気を使って、L型側溝を控えめに踏んでいます。


朝方駅に向かう人で混みあう商店街は、夜になると心なしか賑やかに見え、家路を急ぐ人々をなんの疑いもなく誘うのでした。

 

コンビニで水道とガス代を払ってから、家に向かいます。
アイスを買わなかったのは、ちょっと頑張った。
これくらいの我慢が出来るうちは、まだなんとかやっていけてるとき。
余裕があるわけではないけれど、平日の中にある少しだけ気を抜ける時間。


週の半ばの短い夜は、はたらく者の踊り場なのでした。

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下り列車で、少しわくわく。

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