そのひとのめ

なんとなくの毎日を、書きたいときに、書けるだけ。

北陸のとのこと

連休後半のことをすっかりぶら下げていたので、そろそろ記録をば。

 

前半は高速お伊勢参りだったが、後半も例によって車で北陸へ。

5月4日の夜発で、中央道を下りに下る。

途中休憩もちょくちょくとって、一気に松本へ。

渋滞はなく、車も少なくて走りやすかった。

夜の高速はゆっくり走れるので好き。

ETCの割引が午前0時からなので、時間を調整して松本で降りる。

 

その日はもう遅いので、車の中で軽く仮眠。

寒いかと思ったが、案外冷え込みは弱かった。

 

 

翌朝一番で風呂(学生時代に来たとこと同じとこ)に入り、西に進んで白川郷へ向かう。

前日と比較にならないほど空いているとのことで、想像の100倍スムーズに入れた。

連休の谷間でちょうどよかったのかもしれない。

 

白川郷、実は初めてだった。

合掌造りも有名だが、その他の建物もいい感じ。

水郷を感じる。

細い水路も随所に。

家の裏に水路があるのいいな。水位の変動、どれくらいあるのだろうか。

 

一瞬で夕方になったので、金沢市内の宿に投宿。

夜に駅前を少し歩いた。

 

翌朝は天気も良かったので、千里浜のドライブウェイに向かった。

入り口は前来たときと同じだったが、このモニュメントはあったっけ・・・

晴れがすべて。

前は真夏だったから、今回は少し楽。

N箱、連れてこれてよかった。

 

ガソリンの残りを気にしながら、さらに北へ。

能登半島は奇岩が多い。

 

今回一番来たかった黒磯地区に。

静かな町。潮風が気持ちいい。

重伝建だから人がいるのかと思ったが、すれ違ったのは地元の工務店の方一人だけだった。

海の青が、黒い瓦によく映える。

素敵な玄関。

ネコチャン。

個人的に直線的な建物とくねる道の組み合わせが、なんとなく落ち着く。

 

宿泊したくなったが、今回持ってきたキャンプ道具を使いたいのもあって、予約していたキャンプ場へ向かう。

 

食材などをそろえて現地に着いたのは17前。

少し遅くなってしまったが、畑仕事をしていた管理人のお二人が迎えてくれた。

 

今夜はほかには誰もいないらしい。

サイトが選び放題だと、逆に迷ってしまう。

 

U字も使ってよいとのことだったので、ありがたく使わせていただいた。

薪もいただいてしまい、至れり尽くせり。

火は、善い。

夜になると真っ暗になったが、カエルや虫の鳴き声もあり落ち着いて過ごせた。

ほかに客がいなかったのも大きいが、ここはまた来たいと思った。

 

次の日は、帰るだけの予定。

が、寄り道はする。

 

走っているとあった円筒分水。

大き目で、水量もある。

水の音が気持ちよい。

水門かなにかの跡。

 

続いて、埋没林博物館に当然のように寄り道。

ここは前から気になっていた。

不思議な光景が広がる。

蜃気楼についての展示もあり、勉強になった。

近くに行くとき、おすすめしたい。

 

ここで夕方近くなったが、まだ新潟にいることにようやく危機感を感じて(風呂にゆ~っくり入ってから)高速に乗る。

ここまでくると、まあ帰れればよいみたいな気になってくる。

 

結局新座料金所を0時に出て、割引も入ったのでよかったかもしれない。

 

いつもの通り、無事に帰ってこれて何より。

走行距離はちょうど1200km。

高速もゆっくり走れたから燃費もよく、給油も能登での1回だけで済んだ。

急ぎ目ではあったが、キャンプもできてよい時間を過ごせた気がする。

 

何度も繰り返せる旅程ではないので、たまにがいいな。

 

結局今週は連休ボケが抜けなかったから、明日からまた頑張ろう。

 

したらば、また。