そのひとのめ

なんとなくの毎日を、書きたいときに、書けるだけ。

北方行って奇譚 -1-

バス停には誰もいなかったが、自分が着いてすぐに1人、続いてまた1人と列ができていった。平日の朝、この時間に家を出る人の多くは会社に向かっている。スーツケースに大きなリュックを背負った自分がバスの窓に映ったときは、少し可笑しかった。 最寄駅に着…

師走カムかむ

ずっと言われているのにできていないことのひとつに、「よく噛んで食べる」というのがあります。 それこそ離乳食から始まって、学校の給食や職場での昼食、仕事終わりのラーメンに、お正月のお餅など、人生において咀嚼がおろそかになりがちなシーンは少なく…

あるけあるけ(後半)

さて、前半からの続きです(本当か) www.geo-koshi.com 前回は水道道路を渡ったところまでを書いた。 下の写真の左側が水道道路。写真向かって右の方向に段がある。 意外と人通りが多い。 下ってすぐに暗渠。 前も後ろも暗渠。 とりあえず、西へ進む。 水道…

はあふ・たいむ

日中に書いた文章が、ブログに上がりました。 書いているときは、やれ「久しぶりだな」とか「文体が錯乱してるな」とか考えていて、自分の中では結構直したつもりだったのですが、いざページで見てみるとあまりにもへんてこな文章でものすごく恥ずかしい。 …

あるけあるけ(前半)

新宿で用事を済ませてから、少し歩いた。 ここのところは徒歩か自転車で移動することが多く、特に徒歩に関しては、この生涯で最も歩いた1か月と言っていいと思う。 もともとふらふらするのは好きだったけれど、たいていは近場を軽く散歩するか、旅先で少し…

生きれるフクサヨー

コーヒーを飲む。 ほどほどの時間に、ほどほどの量。 必要なのは、苦味にカフェイン、それから、それが効くと思える気持ちと身体。 飲みすぎてる自覚を持つと効かなくなるし、効かせようとすると飲み足りないって感じてしまう。 眠くならないために、頭を動…